世界でいちばんのきみへ

ありがとうとごめんね

新約聖書のような

「NEWSのドキュメンタリー?今から見るの?今からバイト行くからさぁ、見終わったら感想ちょうだいねー、2000字レポートで!w」

 

という友人(非NEWSオタク)のかわいらしい冗談LINEを読み、ガチで2000字書いて友人のラインに送り付けた怖いオタクのレポート、をもとにした記事になります。いやなんなら2000字で収まらなくて2500字くらい書いてしまって引いた。自分に。

STORY円盤の初回限定盤についてきたドキュメンタリーや本編の内容を多く含むので、ネタバレ回避したい方はここでUターンを。

それでは始まり始まり〜

 

 

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開始5分でダメです。

 

慶ちゃんが「四人のライブ」って言った、ここでもう、だめ。繊細なオタクなので。「何処かでもう一人の歌声が聞こえてくることもあると思うんだよね」って。増田さんもシゲも「もう一人」を連想するような言葉はなるべく避けて避けて話しているように思ったから、慶ちゃんが「もう一人」をはっきりと感じさせる言葉遣いをしたことに、心がキュッと締め付けられるような気がした。

慶ちゃんはてごちゃんに特別、特別甘かったからなあ、四人でここまで作り上げたものをなるべく変えたくないという気持ちが三人の中でも一番強いのかなと思った、彼は愛と慈悲のひとなので。

 

増田さんが「僕たちが作ってきたライブをそのままやりたいけど、現実それがやっぱできないものもあって」って……しんどしんどしんど増田さんの中で手越祐也がNEWSだったときのNEWSを思い出してるのかと思うと胸が苦しいしんど。

演出の打ち合わせしてる時に増田さんが「四人で作ってたものを三人でやってんだなあ、っていう見せ方でいいと思う」って、ああ、四人のNEWSを決して否定しない彼が本当に好きで。好きで…

 

STORYのライブの構成がもうまんま四人でNEWSです!!!!を意識したものだったから、シゲはなかなか苦しそうな顔をしていた。パフォーマンス自体は微調整でなんとかなるなという確認ができたようだけど、一つの物語として構成されていたライブの演出は4→3になることによって意味が変わってきちゃう、全く別のものになってしまうって苦しんでた。

シゲが口角の片側をくい、と上げる昔みたいな笑い方をしているのが少し気になってしまった。

 

あとシゲマスが若干口論というか揉めてるシーンがあってびっくりした。彼ら、いつもは波長が合うというか、しっくりくるというか、お互い絶対的な信頼を置いているので。あんなに尖ってたわたしも、シゲマスの良さがわかる年になりました。(何?)

どこで揉めてたかというとライブの間に挟む映像のことで、メンバー一人一人に焦点を当てた映像を流してたとこ、てごちゃんパートどないすんねん問題。シゲぴはすっと納得したポイントが増田さんには納得いかなかったみたいで、ごねる増田さんと自分的には納得したからもうこれでいいのシゲとまあまあまあ一回やってみようよって増田さんを諌める慶ちゃんが三人のNEWSという感じで“良”かった。

 

 

衣装の打ち合わせの時どシンプルな白ティー着てるのに爆イケな増田貴久さん、何?怖いからやめれる?うーんしゅき。(急なオタク人格やめれる?)

STORYのライブ衣装で、これで(NEWS)終わっちゃう、完結、みたいになるから4部作をまとめたような衣装は作りたくなくて、って言ってて。STORYが終わったらNEWS解散なんていう噂がファンの間でまことしやかに囁かれていたことも知ってるんだろうな、それを否定する意味もあったんだろうなと。増田さんの中で「手越祐也がNEWS抜ける」ことは不安要素としてずっとあって、いつか来るかもしれないその未来をも否定したかったんかもな、と。

でも実際にSTORYのライブで着た衣装の中には明らかに「これで4部作締めくくりです!!!」みたいな衣装があって。その衣装の打ち合わせは三人になってからしたっぽいし、モチーフが三角形やし。増田さんが恐れていた事態が実際に起きてしまって、もう開き直って完結感を出した衣装を作ることにしたんかなって思って、うーん喜んでいいのか、悲しめばいいのか。

なんかーーー三人になった当初は三人であることに違和感しかなくて(個人的に)、三人も三人でバラエティーとか出て三人になったことを卑下して笑いを取るみたいなのが多くて見てて本当にしんどかったんだけど、なんかだんだん三人でいるのが馴染んできたなという感じがして、NEWSファンとしては嬉しい、のかな。テゴマス廚としては少し、少しね、苦しい気持ちはあるけど。

 

 

NEW STORYという曲。

これ四人の時には『4部作完結したけどまたNEWSは新しい物語に向けて進んでいくからね、ついてきてね!』っていう意味の曲だったと思うんだけど、三人になってからは多分『これが三人のNEWSの幕開け』っていう意味になったんじゃないかなって思ってて。ウウンしんどい。

リハとかで流してる音源、あれ多分四人の時のアルバム音源をそのまま流してるんやと思うんやけど、そらまあもちろん手越祐也の歌声も入っているわけで、彼の残響を聞きながら、いろんなものを背負って、増田貴久さんは、リハを、はあ、、、、(日本語喋って)

 

 

最後の方にライブのセットを組み上げてる様子が早送りで映ったんだけどなんか感動しちゃった。strawberryの時にも同じような映像を見たけど、やっぱりなんだか現実味のある映像にハッと目が覚めるような心地がした。

 

アイドルがアイドルとして神様みたいに輝く場所は、こんなふうに人の力でできていくんだ、と。

 

 

ハイここからはただの早口純粋オタク人格がお届けします。

増田さん画面切り替わるたびに髪色変わっててえもやばげきむりメロディーです。

肩幅!!!!!背中!!!!!!横顔キレーーーーーーしゅ、しゅきしゅぎりゅ、、、、、、、

けいちゃんの後ろでふざけたおすマスダ・ヨウチエンジ・タカヒサくん世界一可愛くて泣いた。

あとさゆるーく気怠げに踊ってるところでも音の取り方とかリズム感の良さとかを感じてしまって増田貴久さんがマジですごい好き。

顔くしゃくしゃにして歌う増田貴久さんが好きで、好きで、、、、、

え、なんかずっと思ってたこと言っていいい?増田さん最近二重幅赤いけど切った?(やめとけ)

慶ちゃん脚長、マジでリアル脚長お兄さん。(あしながおじさんみたいに言うな)

イヤーーーけいちゃんの顔がマジで本当に一番好き。(れっきとした増田担)永遠に言ってるけどわたしはこの人と不倫したい。(いやほんとに増田担。)

ライブ前日のリハとかライブ始まるギリッギリでもで照明の案を出したりペンライトの制御考え直したりする加藤シゲアキさんも増田貴久さんもむちゃくちゃプロで好き。二人の要望に完全に応えるスタッフさんも素晴らしくて、ありがとうございます、本当に。

「どの席でも同じように楽しめるように」という信念のもと、後ろの席で全体を見る増田貴久さんが好きです。

ジュニアに「よろしくねー」って声かける増田さんむっちゃ先輩でメロ。

入場直前、アカペラで歌確認する増田さんバカ歌うまくて泣いちゃった。

けいちゃんとシゲが別々の待機場所で「(ファンの前に)出ちゃえば緊張しないんだろうけど」って一言一句同じこと言っててオイオイオイコヤシゲ〜〜〜〜〜になった。

あああああああ増田さんがイヤモニつける瞬間マジで好き困った。赤を身に纏ったあなたが世界中の誰よりも最強だよ、大好きだ。

三人が舞台に上がるまじまじの直前までドキュメンタリーのカメラ入れてくれてくれるの最高すぎ。

 

 

総括:

アイドル、神様ではなく人間なんだということを感じました。

そんなこと頭では十分に分かっていたけど、やっぱりどこかでわたしは、彼らに心の大事な部分を預けてしまっているよなあ、と思う。

このドキュメンタリーで、彼らの人間的な部分があからさまに描かれているわけではなかったけど、ふとした表情、言葉、声のトーン、諸々、彼らの本当の姿がちらりと映っている気がして。なんだかごめんね、でも大好きだよ、ごめん、という気持ちになった。

アイドルとファンの関係性、その答えはどこにあるのかな。ひどく曖昧で流動的な、それ。

 

信者になりたいわけじゃないわたしは、神様になりたいわけじゃない彼らが好きだ。今はそれで許されるような、気がする。