世界でいちばんのきみへ

ありがとうとごめんね

守るということ

Johnnys World Happy LIVE with Youを見て。

たくさんの想いを忘れないように、ここに綴ります。

まだ1回しか見ていないから記憶違い等々あるかもしれません、お許しください。

 

 

〘セットリスト〙

クローバー

weeeek

エンドレスサマー

Going that way

世界

U R not alone

 

 

・クローバー

イントロが流れた時、「まさか」と思った。だって、クローバーは4人で完成する歌だと思ったから。最後の彼のパートは3人が分担して歌うのかなって思った。

でも、あえて「歌わない」という選択をしたんだ、3人は。彼が愛をこめて作ったリズムを聴きながら、ステージの真ん中に集まる3人。歌詞テロップもなかった気がする。

でも、NEWSとNEWSファンには聴こえたはずだ。彼の澄みわたる歌声が。

最後のフレーズは声をそろえて歌う3人。やさしく包み込むような歌声だった。

 

・weeeek

きっとNEWSファンじゃなくても耳にしたことのある曲。NEWSを特別に好きではない人もこのライブを見ている。その人達を置いてけぼりにしないこころくばり。いつもテレビ番組ではファン以外を置き去りにしてファンとラブラブしがちなNEWSだけど。これもわたしの大好きなNEWSだ。

ソーシャルディスタンスなんてガン無視でぎゅっとくっついて歌う3人。クローバーでべしゃべしゃに泣いたあとだったから、かわいくてかっこよくて、ほっこりしちゃった。笑顔になれた。

 

エンドレスサマー

大サビの彼のパートを増田くんが歌っていた。strawberryの光景が浮かんだなぁ。どうしても切なくなったけれど、増田くんの歌声はたしかに綺麗で、きっと彼にも届くと思った。

 

・Going that way

ソッッッッッ

ソロ…………………………そんな……ことある………?

って頭がグルグルグルグルグルグルしてもうダメだった。慶ちゃんのえっちさと歌のうまさとダンスのキレと脚の長さとえっちさとえっちさで頭がおかしくなりそうだったな…

慶ちゃんの歌には、言葉には、慶ちゃんが乗り越えてきた苦しみがにじんでいる気がする。

 

・世界

だよね…世界だよね……

WORLDISTAではギターで弾き語りしながら歌ったと聞いていたから、マイク1本で出てきて少し驚いた。「歌で伝える」ことを重視したんだろうなって思った。シゲの歌い方があまりにもえっちぃすぎて、友達のシゲ担2人は大丈夫かなってぼんやり考えてた。自信を持って歌うシゲはとってもとってもかっこよかった。

 

・戀

となると、戀 かsymphony of dissonance かなって思ってた。戀だったらYouTubeで一部を歌ったからNEWSファン以外も聴いたことがあるかもしれないし、WORLDISTA繋がりでsymphony〜でも素敵だなって予想してた。歌詞も大好きだし。

さざ波のように流れてきたイントロは戀だった。予想通りだったとはいえ、ネタバレを嫌がる増田くんが戀を歌うんだ、ってびっくりした。YouTubeのときも思ったけれど。

少しも音を外さない増田くん。あたたかい声。やさしい声。やっぱりこの人が大好きだって思った。透明な歌声がきれいで、月がやわらかく空と湖面を照らしている様子が浮かんだ。大サビの高音パートが本当に美しくて、じんわり涙が出た。

 

ここまでの3人のソロ曲。それぞれが彼に向けて歌っているのかもしれないと思った。わたしの思い込みかもしれない。考えすぎって言われるかもしれない。でもそう聴こえてしまった。

全部とは言わないけれど、歌詞の一部には3人の心が見えたような気がした。「見えない壁だって乗り越えて」「求めていたのは夢じゃなかったか」「いつかは二人で見れますように」

 

・U R not alone

叫び声にも似た増田くんの「U R not alone!!!!」から始まった。

もしURを歌ってくれるのなら、彼のパートを担うのは増田くんだろうなと思っていた。普段はシゲマス・コヤテゴで歌うサビ前の部分。コヤシゲが挟む形で増田くんをセンターにして、歌うんだろうなって。

予想は的中して(でもほんとにURを歌うとは思ってなくて、「生きろ」かなって思っていた)、客席から見て左からコヤマスシゲの並び。慶ちゃんとユニゾンする彼のパートは増田くんが歌いきった。増田くんが、サビ前すべての歌詞を歌ったということ。

大サビは、突き抜けるような高音パートからはじまる、はずだった。もちろん彼の歌声はなかった。でも、3人も歌わなかった。

幾度となく聴いてきたあの歌詞は、歌われなかった。3人が手越くんの居場所を残しているかのように。4人のNEWSを守るかのように。

それぞれのソロパートを全力で歌い、ラストにかけて激唱する3人。フェイクはなかった。最後まで、3人は彼の居場所を残してくれた。今度こそ涙が止まらなかった。

 

 

 

 

最後までとおして、本当に素敵なライブだった。

 

わたしは、わたしの性格上、3人が無理に元気な曲を歌うのを見るのはしんどいだろうなって思っていた。現にダイジェスト映像が出た時点でweeeekを歌うのがわかってとっても苦しくなった。ニコニコ歌ってくれてるけど、増田くんの顔が疲れてるように見えてそれも心配だった。

でも、わたしとはちがって、ここにきてまでしんみりした気持ちになるのを望んでいないファンだっていたと思う。

3人でパフォーマンスすること、歌割りが変わること、メンバーやファンにとって、どうしたって悲しいものになってしまう。

それをどう見せるのか。

たぶん、NEWSが出した結論は「ありのままで歌う」だ。

変に悲しい、切ない空気を作るのでもなく、空元気を出すのでもなく、3人で100%のライブをすること。シンプルにそれだけを考えてパフォーマンスしてくれたんだなと思った。

 

活動自粛が決まったとき、3人が一斉に更新したブログの中で「NEWSを守る」という言葉が繰り返された。わたしは、3人が言うNEWSの中に手越くんは含まれているのだろうかと怖かった。もう3人は4人のNEWSを諦めてしまったのかもしれないって心のどこかでずっと不安に思っていた。

今日のライブを見れば、一目瞭然だった。3人が守ると言ったNEWSは「4人のNEWS」だ。手越くんのいちばん近くにいる3人が「4人のNEWS」を必死で守ろうとしている。だからわたしも「4人のNEWS」を望んでいいんだって、心の底から安心した。

 

 

これからもずっとずっと、何度夢に敗れ、夢にはぐれても、4人は前に進んでいくんだと信じている。その道を照らす光のひとかけらにわたしはなりたい。